突然ですが、みなさまは自分自身が好きですか?
私はほぼ30年間、自分自身を甘やかしてきました。傷つきたくない一心で。
傷つきそうになったらすぐ逃げてました。
好きな相手にも愛情確認のために何度も本気じゃない「別れよう」を言ったりしました。
自分のグループの中に、私よりも優れていてかわいくて、みんなの人気者みたいな女の子が入ってきたら、その子ばかりチヤホヤされているのを目の当たりにしたくない、ただそれだけでそのグループからは必ずと言ってフェイドアウトしてました。
上の行動を見ていただいてもわかるように、私は絶対的に自分が傷つきたくない人です。
だって常にかわいがられて生きていきたいもん。
この私の行動、幼少期の育てられ方がかなり影響しているかもしれません。
私、3人姉弟(きょうだい)の真ん中です。父親からかなり溺愛されて育ちました。
なので、自分の事を好きな人や甘やかしてくれる人を見つけるのはめちゃくちゃ得意で、見つけた瞬間からその人の傍にピタッと寄り添っています。
私の周り、こういう女性けっこう多いです。
で、みんなで同じこと言うんです。
「だって傷つきたくないもん!甘えるの大好き!」って。
これって、一見自分自身を大切に扱っているように見えるのですが、実は全然違います。
この行動は、自分自身が好きとはかけ離れた、自分自身に自信が持てない人の典型的行動です。
自分を甘やかす人は、自信が全くない人です。
それに気づいたのは最近でしたね。
すぐ逃げるくせがついていたので、いざ逃げられない状況に陥った時、とんでもなくパニクッてしまうんです。 年甲斐もなく、ワンワン泣いてしまったり。
その時初めて「あぁ、私って自分に自信がないんだなぁ」と思いました。
余談ですが、私、現在禁煙中でして、あまり堂々と言えたものではありませんが、10代から煙草を吸っていましたので、かなり喫煙歴も長いんです。
また、ヘビースモーカーどころかチェーンスモーカーでして….。
そんな私でしたが、34歳の冬、風邪を引いたのをきっかけに、煙草を止めよう!!と突然思い立ちました。
補助薬など一切なしの、ど根性禁煙だったので、かなり精神的に参ってしまいましたが…..。
そんな時、食あたりで禁煙外来がある内科へ行った時、自力で禁煙中ですというお話を先生にさせていただいたら
「君凄いじゃないか!!」とベタ褒めしていただきました。
「それだけのチェーンスモーカーが自力でここまで禁煙できたら成功したようなもんだよ!」とまで言っていただき、気が付いたら私、先生の前で号泣しておりました。
本当に禁煙が辛かったんです。気分の上下は激しいし、吸いたくて気が狂いそうな時もあったんです。
その時、先生が言った一言。
「君、1人でここまで出来たんだから、もっと自分に自信持ちなさい。」
うわ~~~~ん!!先生~~~~!!!!(診察室で大泣き 笑)
自信がない人は、少しでも自分をほめてもらえたり認めてもらえると感極まる傾向にあります(笑)。
バツイチは自分の自信を失う要素でもあるし自信がつく要素でもある。
バツイチ11年目の私ですが、本当のことを言うと、再婚は諦めてました。
結婚が向いていないというのは本当のことですが、再婚も実はしたいんです。
自分の残りの人生を共に歩いていけるような人と、寄り添いながら生きていきたいって本当に思っているんです。
でも、11年も子どもと3人の生活を送っていると、他人が自分の時間に入ってくるのが怖いんです。
でも、子どもが巣立っていった後を考えても怖いんです。
そして、バツイチ子持ちという自分の条件を人にさらすのも怖いんです。
傷つけられそうで。
でも、私は子どもと3人で、犯罪に手を染めることなく(笑)仕事もしながら仲よく11年過ごしてきました。
これは私の生きてきた証だし、私の一つの自信なんです。
今まで11年間過ごしてきた中で、とんでもなく辛い場面や厳しい時がたくさんありましたが
それを乗り越えてきたんだから、バツイチ子持ちを人にさらすぐらい、ど~ってことないんです。
そう思ったら、私も一歩踏み出してみようと思えてきました。
ただ、バツイチ子持ちが再婚へ向けて奮闘しようとすると必ず叩いてくるやからがいます。
あれ何なんでしょうね。全てのシングルマザーが色ボケするとでも思っているんでしょうか。本当にむかつきます。
そんな人生の浅い奴らの記事は一切見ないでよし!
バツイチ子持ちで今一自分に自信が持てないあなた。
大丈夫ですよ。子どもと一緒に生活してきた時間はあなたの歴史だし、ここまで育ててきたという自信です。
人を育てるのは動物を育てるのとは違います。
子どもがいることで確かにグチグチ言う人はいますが、そんな奴はスルー!!
人を尊敬出来ない人は、所詮その程度の人なのです。
なかなか一歩が踏み出せないバツイチ子持ちさん。
子どもを育てているということを自信にして、頑張ってその一歩を踏み出してみてください!
その一歩が次の一歩へと続いて、それを繰り返し繰り返し行っていけば、いつかあなたが目指す場所まで辿り着くことができますよ!!