「一生独身かも!?」と焦り始める30歳前後。アラサー女子も多いにとって結婚は人生を左右しかねない問題の一つですよね。
「そろそろ結婚したいな」と思ったら始めるのが婚活ですが、闇雲に努力しても、時間、体力、精神力、それにお金を浪費するばかりです。「結婚は縁」と言いますが、縁だって、何もせず、待っているだけでは掴むことはできません。婚活のある側面には、戦略だって必要です。そこで今回は、婚活を成功させるために必要な、3つの鉄則をご紹介します
諦めすぎない・頑張りすぎない
30年近く、いろいろと経験を積んできて、自分自身のことが何となくわかり始めているアラサー女子。
「自分はこんなものかな?」とちょっと諦め気味になっていませんか? 少しの諦めならかわいいもので「もう無理だ。この辺が限界。一生独身を貫こう!」と完全に投出している女子が時々いますが、諦めるのが早過ぎます!
私は、銀座ホステスという経験から、周囲には男女とも年上が多く、50代、60代の人達と、人生、特に結婚について語る機会があります。彼らから見ると、アラサーなんてまだまだお子様。「いいわねぇ若いって」「結婚相手なんて、選び放題じゃないか!」と言われます。アラサー女子の結婚のチャンスは、掴める場所にたくさんあるということです! 私の周囲には、40代後半で結婚した(初婚)女性が結構います。婚活しないと結婚できない現代では、諦めた時点で先が決まってしまいます。
かといって、突然思い立って、週末毎に合コンに行くなど、がんばり過ぎて疲弊するのも要注意。私も経験がありますが、超出不精の人が、突如濃密な人付き合いを始めたり、自分磨きと称してアフターファイブを習い事詰めにすると、残るのは疲労感だけ…という悲しい結果が待っています。
特に「見た目を磨けば状況が変わるかも」と、急激なダイエットに励むのは危険です。無理なダイエットは、妊娠・出産にマイナスに働く心配がありますよね。先日、生理の遅れを相談しに産婦人科を訪れた際に、体重の減量を告白すると「気をつけるようにっ!」と厳重注意されました。アラサー女子の婚活には、自己管理も必須です。
「30歳になるまでに絶対結婚!」なんて、期間を決めてがんばり過ぎて玉砕し、やはり無理だと諦めすぎる…という負のスパイラルに嵌るのは避けましょう。キーワードは「緩やかに」です。徐徐にペースを作り、婚活を成功させましょう。
アンテナは常に立てておく
恋愛方面へのアンテナ、みなさんは立てていますか? アンテナを立てないと、取り残されるのがアラサー女子です。アンテナの感度を磨いておくことも婚活のひとつ。アンテナを立てて「情報」をキャッチできれば、思わぬ出会いに巡り会えますよ!
最近の私の経験ですが、友人が「ご近所さんが集まって、定期的に開催するパーティー」について教えてくれました。この友人は、話題の一つとして、何気なく話してくれたのですが、私は「ご近所会」に参加したくて「連れて行って!!」と懇願しました。興味深い人に出会える、そんな雰囲気をキャッチしたからです。
私の訴えから数ヶ月後、ご近所会のメンバーと会うことができました。アラサー女子の新しい出会いは、こんな風に、友人や同僚など、身近な人の何気ないひと言がきっかけで広がるものです。もしも、私がアンテナを立てていなかったら、彼女のご近所会の話題に興味を持つこともありませんでした。
20代は、ぼーっとしていても、巻き込んでくれる人が周囲にたくさんいますが、30代は誘いを待っているだけではダメ。自分から働きかけないと、一生独身かもしれません。
ダメを隠さない
婚活に臨む時、「完璧な姿を見せたい」と思うのが女心ですよね。20代は、自意識も過剰で、メイクはばっちり、服装もスキのない自分を見せたかったのではないでしょうか? 私も、スキのない女子のフリをしていました。
でも、実はこの姿、評判はイマイチです。将来結婚するならば、生活を一緒にするわけですから「素」の状態を見たいのが男心のようです。(男性が、女子のすっぴんが好きというのは、飾り立てた姿に騙されてはならないという本能からくるのかもしれませんね)
多くの男性は、女性に対して完璧を求めていません。ちょっと「抜けてる」感じが安心感を与えたり、かわいく見えるようです。ですから、「ダメ」な部分を隠さない戦術を、婚活に使ってみませんか? これは、婚活を、戦略的に考えられるアラサーだからできるアプローチだと思います。
親近感を持てるのは、「ダメ」を見せてくれる素直な女性です。何もかもパーフェクトに見える、近寄りがたい雰囲気は、婚活にはマイナス。ダメな部分は(本人は意外かもしれないけれど)「愛しさ」を感じさせるものです。ダメな部分を隠さず、素の自分を見せてみませんか?